2018年11月23日金曜日

ムクドリねぐら入り

横須賀地方の11月下旬の日の入りは、16時30分頃である。日の入りの直前、大群のムクドリが、平成町うみかぜ公園の街路樹にねぐら入りする。何処から集まって来たのか、上空にムクドリの一群が現れ、旋回が始まる。その後、徐々に数が増して大群となり、何回か旋回した後、お互いに衝突することもなく下降、ねぐらの街路樹に止まり羽を休める。
近年、ムクドリは駅前のロータリーや商店街の街路樹をねぐらとすることから、フン害や騒音で社会問題化している。何故、市街地に集まるようになったのか。以前は、里山の樹林地などをねぐらとしていたが、宅地開発でねぐらが減少し、天敵(猛禽類やヘビ)の少ない安全な市街地に移ってきたものと考えられる。本来、ムクドリは農耕地等の虫をとる益鳥である。人間との良き共生が望まれる。

日中のムクドリねぐら(うみかぜ公園街路樹)上空
16時22分、ねぐら上空にムクドリが現れ始める
16時26分、数が増してねぐら上空を大きく旋回
16時32分、更に数が増して旋回
16時33分、大群となり旋回
16時34分、徐々に下降しながらねぐら入り
16時35分、街路樹で羽を休めるムクドリ 

2018年11月5日月曜日

DIYで畳間をフローリング間にリフォーム

DIYで、6畳の畳間をフローリング間にリフォームしました。近所のホームセンターで資材を購入、必要工具は揃っていましたが、今回電動丸鋸だけを購入しました。畳を処分し、根太を組み、その上にフローリング材を貼りました。根太組みに1日、フローリング材貼りに1日、2日間で終了しました。

根太材にフローリング材の貼り付け作業中
フローリング間の完成
工 具
①スケール ②ポンチ ③指矩 ④金槌 ⑤鑿 ⑥鉋
⑦電動ドリル ⑧鋸 ⑨電動丸鋸
資 材
①フローリング材 ②根太材 ③根太材ボンド ④穴埋めパテ
⑤フロアー目地補修ボンド ⑥床用ワックス ⑦フローリング釘 ⑧根太釘

2018年11月4日日曜日

観音埼灯台 燭光150年

わが国最初の洋式灯台「観音埼灯台」は、横須賀製鉄所首長ヴェルニーが設計し、明治元年(1868年)9月17日(新暦11月1日)に起工、翌年の明治2年(1869年)1月1日(新暦2月11日)に初点灯した。フランス風レンガ造りで、横須賀製鉄所のレンガが使用された。
初代観音埼灯台は、関東大震災前年の大正11年(1922年)4月26日に発生した浦賀沖地震で倒壊してしまった。2代目灯台は、翌年の大正12年(1923年)3月15日に完成したが、同年9月1日に発生した関東大震災で灯台の各所に亀裂が生じ、僅か半年でまた立て直しする事となった。2代目灯台の一部は、現在も灯台下の沿岸部に残っている。現在の灯台は3代目で、大正14年(1925年)6月1日、2代目の形状やデザインを受け継いで完成した。
初代観音埼灯台が起工されて今年で150周年、11月3日(土)、4日(日)の両日、灯台の無料一般公開が行われ、「参観記念証」が交付された。起工日の11月1日は「灯台記念日」に制定されている。
「観音ざき」は、公園の場合には「山へん」の「崎」で「観音崎公園」、灯台の場合には「土へん」の「埼」で「観音埼灯台」と記される。
沿岸部に残る2代目灯台の一部は、貴重な歴史遺産である。日夜波浪に洗われ、消滅の危険に晒されている。一日も早い引き上げ、保存が望まれる。

1 初代観音埼灯台
初代灯台(ヴェルニー設計、フランス風レンガ造り)
「観音埼灯台点灯の碑」
點燈明治己巳正月元旦
11 FÉVRIER 1869
2 2代目観音埼灯台
2代目灯台(コンクリート造り八角形)
沿岸部に残る2代目灯台の一部
2代目灯台の銅板
3 3代目観音埼灯台(現在の灯台)
観音埼灯台説明板
現在(3代目)の灯台
観音埼灯台参観記念証(表)
観音埼灯台参観記念証(裏)