2018年2月28日水曜日

破崎緑地(展望デッキ)-富士山を望む絶景スポット-

富士山と横須賀市街地が一望できる絶景スポット、走水の破崎緑地(展望デッキ)に行ってきた。走水水源池を抜け、緩やかな坂道を上ると破崎緑地に到着する。好天に恵まれ、91㎞先の雪化粧した絶景の富士山が眺望できた。次回は、茜色に染まる夕暮れ時、再度訪れる予定だ。

破崎緑地 (展望デッキ) Googleマップ

走水水源池

緩やかな走水の坂道を上り終えると、左側に破崎緑地がある。

破崎緑地 (展望デッキ)

手前から走水、馬堀海岸、市街地、三浦半島の山並み、富士山

距離91㎞先の霊峰富士

横須賀市街地高層タワー(左から、サンコリーヌタワー、メルキュールホテル横須賀、ウェルシティ横須賀天空の街)

2018年2月27日火曜日

田浦梅の里 ~「の」の字坂 ~ 七釜トンネル

田浦梅の里に出掛け、観梅を楽しんできた。未だ5分咲き程度であったが、見頃の最盛期には、約2,700本の白梅、紅梅が咲き誇り、「かながわ花の名所100選」にも選ばれている梅の名所である。芝生広場で軽い昼食を済ませた後、「の」の字坂まで足を延ばし、JR田浦駅で七釜トンネルを見学、JRで帰宅した。往路は、京急電車を利用、京急田浦駅で下車、梅林に向かった。
「の」の字坂は、戦前、城の台砲台を築く時、物資を運び上げるために造られた軍道で、「の」の字型の立体交差点を有する珍しい坂道である。
七釜トンネルは、JR田浦駅の横須賀駅方向にある。明治・大正・昭和の3世代のトンネルが並んでおり、鉄道トンネルの名所ともなっている。

観梅コース:① 京急田浦駅 ~ ② 田浦梅の里 ~ ③ 展望塔 ~ ④ 白梅・紅梅 ~ ⑤「の」の字坂 ~ ⑥ 七釜トンネル(JR田浦駅)

たうら観光マップ(田浦観光協会発行)

① 京急田浦駅
京急田浦駅

② 田浦梅の里
看板の下、芝生広場で昼食

③ 展望塔
展望塔から長浦港方面を望む

④ 白梅・紅梅
白梅

紅梅

⑤ 「の」の字坂
「の」の字で立体交差

⑥ 七釜トンネル(JR田浦駅)
七釜トンネル(日本遺産認定)
左トンネルは、軍需輸送の引き込み線用として造られたもので、昭和18年(1943年)に完成。一番大きなトンネルである。現在は使用されていない。中央トンネル(下り線)は、明治22年(1889年)の横須賀線開通時に完成した最も古いトンネルである。右トンネル(上り線)は、大正13年(1924年)の複線化に伴い建造された煉瓦造りのトンネルである。

2018年2月26日月曜日

スケートボード広場 改修工事終了

平成町うみかぜ公園内にあるスケートボード広場の改修工事が終了し、3月1日から一般解放される。フラットと呼ばれる床面は、青色でコーテングされ、全天候型となった。また、セクションと呼ばれる構造物は、全てコンクリート製に造り替えられた。スケートボードは、2020年東京オリンピックの正式種目にも決まり、その競技人口は、若い世代を中心に増え続けている。新装のスケートボード広場は、大賑わいが予想される。周辺のバスケットボールコートと、壁打ちテニスコートの塗り替えも同時に行われた。

新装のスケートボード広場、遠方は猿島

新装のバスケットボールコート

新装の壁打ちテニスコート

2018年2月24日土曜日

三浦海岸河津桜まつり

今日は2月24日(土)、三浦海岸で開催中の「河津桜まつり」の見学に出掛けた。河津桜はほぼ満開、青空の下、見事な濃いピンク色の花を咲かせていた。春を思わせる陽気にも誘われ、会場の小松ヶ池公園周辺は、大勢の観光客で賑わっていた。

案内チラシ

三浦海岸駅名も桜まつり仕様に変更

三浦海岸駅前

三浦海岸駅~小松ヶが池公園

スピードを落としながら通過する京急電車

小松ヶ池公園

小松ヶ池公園~農道~三浦海岸駅

2018年2月20日火曜日

横須賀市人口減少・再興プラン発表

横須賀市の人口減少の傾向が止まらない。1992年の43万7170人をピークに、ついに40万人の大台を割り、横浜、川崎、相模原、藤沢に次ぐ、県内5位に転落した。先日、横須賀市では、横須賀再興を目指す2018年度予算案を発表した。人口減少に歯止めを掛けるため、子育て支援を積極的に盛り込んだ未来志向型の予算案となっている。2022年には、支援施設「中央こども園」も開園する。横須賀市は、より一層「住み良い街へ」と、変貌しつつある。

「頑張ろう よこすか!」

ペリーが初来航した街
日本近代化を推し進め、原動力となった街
観光立市を目指し、見所・食べ所一杯
YOKOSUKA軍港めぐり・記念艦「三笠」・東京湾唯一の無人島「猿島」・日本最初の洋式灯台「観音崎灯台」・横須賀海軍カレー・横須賀ネイビーバーガー等々

「そうだ よこすか 行こう」

1 読売新聞報道

2 自然豊かな街、よこすか
走水・破崎緑地展望台から市街地方面を望む

中央市街地

2018年2月19日月曜日

千代ヶ崎砲台跡(第三砲座発掘調査)一般公開

千代ヶ崎砲台は、東京湾要塞砲台として、明治28年(1895年)に竣工した。第一・第二・第三砲座から成り、各砲座は2砲床を有し(全6門)、陸軍28㎝榴弾砲が備砲されていた。第三砲座は、これまで土砂で埋没していたが、昨年11月から、横須賀市により発掘調査が開始され、砲座と左翼観測所が掘り出された。
2月17日(土)、18日(日)の両日、千代ケ崎砲台跡が一般公開されたので、初日の17日(土)、見学に出掛けた。地上から見る第一・第二・第三砲座、左翼観測所の見学会があった後、地下施設(隧道、掩蔽部、弾薬庫)の見学会がガイド付きで行われた。最後は、第一弾薬庫横の真っ暗な狭い通路を通り、その先にある階段を上ると、第一砲座に到着した。砲座は2砲床からなり、ここには、かって2門の陸軍28㎝榴弾砲が備砲されていた。
千代ヶ崎砲台の煉瓦積は、猿島砲台のフランス積と異なり、オランダ積であった。煉瓦は、東京集治監で製造されたもので、桜花章の刻印が刻まれていた。また、貯水・排水設備も完備し、それ以前の砲台と比べ、完成度の高い砲台となっていた。千代ヶ崎砲台跡は、平成28年(2016年)、日本遺産「鎮守府」の構成文化財に認定された。

1 見学会新聞報道
タウンニュース横須賀版(平成30年1月25日号)報道

読売新聞(平成30年2月19日号)報道

2 見学コース
① 柵門 ⇒ ② 土塁 ⇒  ③ 発掘(第三砲座・左翼観測所)⇒ ④ 第二砲座 ⇒ ⑤ 第一砲座 ⇒ ⑥ 隧道入口 ⇒ ⑦ 第二貯水所 ⇒ ⑧ 第一掩蔽部 ⇒ ⑨ 右翼観測所 ⇒ ⑩ 第一弾薬庫 ⇒ ⑪ 第一砲座
横須賀市教育委員会発行 
史跡東京湾要塞跡
猿島砲台跡・千代ヶ崎砲台跡 パンフレット転用

① 柵門
一般公開日以外は、入門禁止

② 土塁
砲台を隠す土塁

③ 発掘(第三砲座・左翼観測所)
発掘された第三砲座、2砲床からなり、2門の陸軍28㎝榴弾砲が備砲されていた。
前方は、第二砲座、第一砲座

発掘された左翼観測所

④ 第二砲座 
2砲床からなる。

⑤ 第一砲座 
2砲床からなる。

⑥ 隧道入口
隧道入口

隧道、露天空間、隧道、露天空間と交互に続く。左側に、掩蔽部、弾薬庫、砲座に続く通路がある。

⑦ 第二貯水所
第二貯水所(貯水、排水設備が完備)

⑧ 第一掩蔽部
第一掩蔽部(兵舎)

⑨ 右翼観測所
この先は、右翼観測所へと続く路。民間の所有地で、現在、立入禁止。

⑩ 第一弾薬庫
揚弾井(弾薬を弾薬庫から砲座に持ち揚げる穴)

⑪ 第一砲座
正面は、武器庫、隧道に通じる通路

千代ケ崎砲台に備砲されていた陸軍28㎝榴弾砲(全6門)の模型

3 千代ヶ崎の煉瓦
東京集治監製造(桜花章の刻印)の焼煉瓦と普通煉瓦

オランダ積
トンネル入口では焼煉瓦、トンネル内部では普通煉瓦を使用