2016年10月23日日曜日

「日本遺産WEEK」―旧逸見浄水場―

今日、23日(日)は、旧逸見浄水場の見学会です。旧逸見浄水場は、1921年(大正10年)、旧日本海軍によって建設されました。JR横須賀駅12:20出発、よこすかシティガイドが案内する約2時間の徒歩ツアーです。旧逸見浄水場までは徒歩で約20分、最後は急な坂道でした。坂道の道路脇には、旧日本海軍の境界標が何個か残っていました。旧逸見浄水場は、現在横須賀市水道局が逸見浄水場として使用しているため、正門は厳重な警備が敷かれていました。当然、普段の立入りは禁止です。正門を入ると、すぐ左側に、日本遺産に認定されたベンチュリ―メーター室がありました。約53㎞離れた半原水源池から導かれた原水の流量を計測する平屋建ての施設で、イギリス製のベンチュリー計が設置されていました。敷地内を奥に進むと、4基の緩速ろ過池と、それに付属する4棟の調整室、2棟の配水池入口棟がありました。調整室と配水池入口棟は、何れも日本遺産に認定されました。解散は14:20、日本遺産の知識が深まった有意義な見学会でした。

JR横須賀駅受付コーナー
出発時刻(5回):9:20、10:20、11:20、12:20、13:20
定員:各回15人
関心が高く応募者が定員をオーバー、主催者の計らいで全員参加できた
出発時刻12:20の場合:定員より3名多い18名

急坂の頂上に、旧逸見浄水場があります。

道路脇に、旧日本海軍の境界標が残っていた。

旧逸見浄水場(現在、横須賀市水道局逸見浄水場)

ベンチュリ―メーター室

イギリス製のベンチュリー計

手前から、緩速ろ過池
日本遺産に認定された調整室(低い棟)と排水池入口棟(細長い高い棟)
緩速ろ過池(4基)と調整室(4棟)は、現在休止中。
排水池入口棟(2棟)は、現在も稼働中。

手前から、緩速ろ過池、調整室、2棟の配水池入口棟

調整室(全部で4棟)

調整室内部の様子

配水池入口棟

2棟の配水池入口棟

現在の逸見総合管理センター

 横須賀市最古の水道管(明治9年12月)
横須賀造船所と走水間約7㎞にわたって布設

参加記念品:横須賀上下水道キャラクター「アクアン」

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