西叶神社は、平安時代の養和元年(1181年)に創建、現在の社殿は江戸末期の天保13年(1842年)に再建されたものである。社殿には、江戸時代の名工と謡われた後藤利兵衛の作品が数多く刻まれている。再建後、既に170年以上が経過しているため、建物全体の老朽化が目立つようになり、今回、銅板屋根の葺き替えや、彫刻の補修など、本殿の大改修が行われることとなった。
ご神体は、松明の明かりを頼りに海岸鳥居、紺屋町交差点を参進行列して運ばれ、仮殿となる社務所内に無事納められた。
本殿から仮殿(権殿)へ移す祭儀を仮殿遷座祭,仮殿から本殿へ移す祭儀を本殿遷座祭と言う。定期的に行われる遷座祭が式年遷座祭で、伊勢神宮の20年に1度行われる式年遷宮祭が名高い。
祭儀が営まれた西叶神社 |
松明をかざす神官 |
ご神体を先導する神官 |
神官に支えられて参進するご神体 |
参進行列者 |
参進する大提灯群 |
大提灯群に囲まれて、ご神体は仮殿に納められた。 |
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