2016年6月18日土曜日

浦賀史跡巡り(西叶神社→愛宕山公園→浦賀奉行所跡→船番所跡→浦賀港(浦賀の渡し船)→ 東叶神社→勝海舟断食修行の跡)

6月にしては、朝から暑い。今日の横須賀地方の最高気温は30℃を記録、真夏日となった。家でゴロゴロしているだけでは暑さ対策にはならない。「そうだ、外に出て、この暑さに体を慣らすことにしよう」と決意。11時少し前に家を出る。京急の最寄り駅から電車に乗り、浦賀駅に着いたのは11時10分。徒歩で西叶神社に向かう。暑い。水分補給が欠かせない。間もなく西叶神社境内に到着。参拝後、すぐ近くにある市内最古の公園、愛宕山公園の登山口に向かう。山頂までは急な階段道が続く(約250段)。額に汗が滲む。咸臨丸出航の碑、中島三郎助招魂碑を見学して下山。次に向かったのは、現在復元運動が進行中の浦賀奉行所跡。唯一現存している奉行所の外堀を見た後、浦賀の渡し船を利用するため西渡船所に向かう。その途中、コンビニに立ち寄りオニギリと緑茶を購入。浦賀港が一望できる船番所跡(西浦賀みなと緑地)のベンチで軽い昼食。30分程休憩。時間は13時ジャスト。再度、西渡船所に向かう。ポンポン船として親しまれている「愛宕丸」に乗船。ペリーが来港し、咸臨丸が出港した浦賀港を、西側から対岸の東側に通航、3分程で東渡船所に到着(料金は200円)、下船して直ぐに東叶神社に向かう。 参拝を済ませ、境内を一回り。その後、本殿左側横の急階段を登り(約220段)、勝海舟断食修行の跡がある山頂に向かう。愛宕山公園の階段よりもきつい。息も絶え絶え。今秋には、喜寿を迎える老体。心臓が悲鳴を上げている。漸く山頂に到着。静寂に包まれた木漏れ日の中に断食修行の跡が残されている。身が引き締まる想いだ。先程異常に上昇した心拍数も正常値に戻る。不思議なパワーが作用したような錯覚に陥る。帰路は、体力・気力も快復したので、浦賀駅前を素通り。電車には乗らずに、4駅先の自宅まで、熱中症に気を付けながら、国道沿いをゆっくりと歩いて帰宅。 帰宅時間は15時30分。帰路の道のりは5.6㎞。
所要時間:4時間30分
歩数:18,573歩
浦賀駅→(1.3㎞)→西叶神社→(200m)→愛宕山公園入口→(700m)→浦賀奉行所跡→(500m)→船番所跡→(300m)→浦賀の渡し船(西渡船所)⇒東渡船所→(300m)→東叶神社→(5.6㎞)→自宅

浦賀駅

浦賀駅車止め(京急本線終着駅)

咸臨丸マンホール蓋(浦賀駅前商店街通り)

西叶神社
浦賀港を挟んだ対岸の東浦賀に東叶神社がある

愛宕山公園登山道入口

愛宕山公園山頂に通じる急な石段道

愛宕山公園山頂にある咸臨丸出港の碑の説明板

咸臨丸出港の碑

宕山公園山頂にある中村三郎助の説明板
ペリー来航時、浦賀奉行与力として活躍

中村三郎助招魂碑

浦賀奉行所跡説明板

現存する浦賀奉行所の外堀

浦賀奉行所跡には、
現在入居禁止となっている浦賀ドック社員寮が残っている

浦賀港を眺めながら、船番所跡(西浦賀みなと緑地)で昼食・休憩

船番所跡案内図
太平洋戦争終了後、南方地方から約数十万人の
引揚者が帰国した陸軍桟橋もある

浦賀の渡し(西渡船所)

浦賀の渡し船「愛宕丸」

「愛宕丸」船内から見た浦賀港
浦賀港:ペリー来港(1853年)、咸臨丸出港(1860年)

浦賀の渡し(東渡船所)

東叶神社説明板

東叶神社
裏山(明神山)の山頂に、勝海舟が咸臨丸で太平洋横断に
就航する前に断食修業した跡がある

勝海舟断食修行の跡に通じる急勾配の石階段道

静寂に包まれた勝海舟断食修行の跡

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