御所ヶ崎には、江戸時代に「旗山台場」が、明治時代に「走水低砲台」が整備された。走水低砲台跡は、終戦まで可動状態であったため、砲座や弾薬庫、兵舎などの遺構が、良好な状態で残されている。普段は立入禁止であるが、平成28年、日本遺産に認定されたのをきっかけに、専門ガイド付きツアーでのみ見学が可能となった。
集合場所は走水神社、11:30に出発、約1時間の見学ツアーであった。行きはバスを利用、帰りは徒歩で、破崎緑地、走水海岸・走水水源地、走水隧道、うみかぜの路、下町・トンボの王国を通って帰宅した。今日の歩数は、15,000歩。約9㎞の道のりであった。
オリジナル缶バッジ(参加記念)
1 集合場所:走水神社
走水神社は、日本武尊と弟橘媛命を御祭神とする神社
走水神社では、針供養が開催されていた。
2 御所ヶ崎(旗山崎)
走水漁港と御所ヶ崎(旗山崎)
3 旗山台場跡(江戸時代)
旗山台場跡の案内板
旗山台場絵図
4 走水低砲台跡
御所ヶ崎道標(旗山崎でもある)
5 走水低砲台跡入口
6 走水低砲台跡
走水低砲台跡構成図
兵舎
弾薬庫入口
弾薬庫は2部屋からなる。
各弾薬庫には、弾薬を吊り上げる揚弾井がある。
3号砲座(27cm加農砲跡)
4号砲座(27cm加農砲跡)
小隊長掩壕
左翼観測所跡(右翼観測所は、確認されていない)
7 御所ヶ崎の岬先端
弟橘媛命が身を投じた走水
東京スカイツリーが、微かに遠望できた。
8 帰路の道順(破崎緑地⇒走水海岸⇒走水隧道⇒うみかぜの路⇒下町・トンボ王国)
破崎緑地
走水海岸・走水水源地
走水隧道
走水の豊富な湧水を、高低差10mの自然落差を利用し、7㎞先の横須賀製鉄所まで導水するため、横須賀製鉄所首長・ヴェルニーが造った水道トンネル
うみかぜの路(馬堀海岸)
下町・トンボの王国
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