2018年3月13日火曜日

大津陣屋跡

大津陣屋は、天保14年(1843年)、幕命により、江戸湾沿岸防備を目的として、川越藩主松平大和守によって建設された。面積は9,800坪あり、御殿・稽古場・事務所・馬場などが壮観に立ち並び、八幡様も祀られていた。その後、沿岸防備の担当は肥後藩、佐倉藩にかわり、明治元年(1868年)、新政府によって建物は取り壊された。陣屋は、現在の県立大津高校から大津三丁目の民家にかかる一帯にあったが、今は大津中学校正門脇に移設された石橋や、泉福寺の毘沙門天像、信誠寺の山門を残すのみである。川越藩士の墓は、大津町の信誠寺、走水の円照寺、大泉寺にある(横須賀市HP参照)。
今日は、暖かい朝を迎えた。9時30分に家を出て、大津陣屋跡を見学、川越藩士の寺を訪ね、墓参りをしてきた。帰宅は13時30分、歩数は18,000歩、道のりは約10.8㎞であった。

道順:① 泉福寺(三春町5丁目)⇒ ② 大津陣屋跡(県立大津高校付近)⇒ ③ 大津中学校(大津町5丁目)⇒ ④ 信誠寺(大津町4丁目)⇒ ⑤ 大津行政センター(大津町3丁目)⇒ ⑥ 円照寺(走水2丁目)⇒ ⑦ 大泉寺(走水2丁目)

① 泉福寺(大津陣屋の毘沙門天像)
泉福寺

大津陣屋の守護神、毘沙門天像

② 大津陣屋跡
大津陣屋跡付近(当時の面影は全くない)

③ 大津中学校(大津陣屋の石橋)
大津陣屋から移設の石橋(大津中学校正門脇)

大津陣屋絵図

④ 信誠寺(しんじょうじ、大津陣屋の山門、江戸湾沿岸を防備した川越藩士の墓がある。墓地の奥正面に、初代三浦郡長を務めた小川茂周の墓もある。
大津陣屋から移設の山門

信誠寺

山門前にある江戸湾沿岸を防備した川越藩士の墓

⑤ 大津行政センター(江戸湾海防本陣大津陣屋復元模型、1F展示)
江戸湾海防本陣大津陣屋復元模型(製作者:山田勉氏)

⑥ 円照寺(川越藩士・会津藩士の墓)
江戸湾沿岸を防備した川越藩士・会津藩士の墓

⑦ 大泉寺(川越藩士の墓)
江戸湾沿岸を防備した川越藩士の墓

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