2018年3月21日水曜日

近代日本のルーツ「横須賀製鉄所」

横須賀市発行の観光資料、近代日本のルーツ「横須賀製鉄所」の転載です。横須賀製鉄所(造船所)巡りの散歩コースが、説明文・マップ付きで詳細に紹介されています。
平成28年(2016年)4月、横須賀製鉄所(造船所)にかかわる文化財ー横須賀製鉄所(造船所)刻印レンガ・スチームハンマー・近代造船所建築図面資料・旧横須賀製鉄所(造船所)第1号~第6号船渠ーが日本遺産に認定されました。
ヨコスカは、ペリーが初来航したまちです。日本近代化は、横須賀製鉄所(造船所)から始まりました。横須賀は、風を感じる街です。

”日本近代化のルーツ、よこすかを探訪しよう!”

横須賀市発行:近代日本のルーツ「横須賀製鉄所」パンフレット転載
監修:山本詔一(横須賀開国史研究会会長)

1 近代日本のルーツ「横須賀製鉄所」(表紙)

2 横須賀製鉄所を知っていますか?
現在の米海軍横須賀基地周辺には、1865年に建設が開始された横須賀製鉄所(造船所)という造船施設がありました。日本の近代化は、横須賀製鉄所(造船所)から始まりました。
2-1 近代日本の夜明け~嘉永6年(1853年)ペリー来航と小栗上野介
2-2 フランスの協力により横須賀製鉄所の建設決定
2-3 ヴェルニーと横須賀製鉄所のくわ入れ式、慶応元年(1865年)

3 日本初の近代的総合工場
横須賀製鉄所(造船所)は、日本初の近代的な総合工場でした。造船だけでなく、様々な機械が造られ、ここで培われた技術や文化は、日本全国に広まりました。
3-1 日本初! 横須賀製鉄所(造船所)から始まった文明開化
 ● 明治4年(1871年)完成、今も現役で働き続けるドライドック
 ● 日本で最初にメートル法が使われた 
 ● 近代的な労働時間の管理、働く人たちの時間を時計で管理し始めた
 ● フランスによる最新の技術教育
 ● レンガ造りの工場群  
3ー2 横須賀製鉄所(造船所)から日本各地へ伝わった近代産業
 ● 世界遺産富岡製糸場(群馬県)の設計
 ● 生野銀山(兵庫県)で使用する機械の製造
 ● 官営愛知紡績所(愛知県)の動力機械を製造
 ● 観音埼灯台(横須賀市)の建設
 ● 野島埼灯台(千葉県)の建設
 ● 品川灯台(東京都)の建設
3-3 語り継ごう!横須賀の誇り、横須賀製鉄所(造船所)
横須賀製鉄所(造船所)は、建設150余年を過ぎました。横須賀市の一市民として、日本近代化の原動力となった横須賀製鉄所(造船所)を誇りに思い、次世代へ語り続けて行こうと決心しました。

4 散歩マップ
歩いてみよう横須賀製鉄所(造船所)散歩物語
① JR横須賀駅 ⇒ ② ヴェルニー記念館 ⇒ ③ 逸見波止場衛門 ⇒ ④ ヴェルニー・小栗上野介胸像 ⇒ ⑤ 横須賀製鉄所(造船所)ドライドック説明板 ⇒ ⑥ YOKOSUKA軍港めぐり ⇒ ⑦ 旧海軍士官衛兵集会所碑 ⇒ ⑧ドブ板通り(散歩)⇒ ⑨「明治天皇横須賀行在所」の碑 ⇒ ⑩「明治天皇御駐蹕」の碑 ⇒ ⑪ 諏訪大神社・諏訪公園付近 ⇒ ⑫ 記念艦三笠 ⇒ ⑬ よこすかポートマーケット ⇒ ⑭ 京急横須賀中央駅

5 友好都市 富岡市
世界遺産富岡製糸所のルーツは横須賀製鉄所(造船所)にあった!

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